釣り人
会長、ピザ、やなかつ
釣 果
シーバス×3、チヌ×1
潮回り
中潮
HITルアー & 色
シンペン、ミノー、鉄板系のプラグ
一言コメント
湾奥の中でも最も外洋寄りのNJ港。外海のバチ前状況を調査!

釣行コメント


今回で3回目を迎えた「バチ抜け前の湾奥調査」!
この「バチ抜け前」という、全くおいしくも何でも無い時期の、しかも「大阪湾奥限定」という
なかなか他のブログでは見当たらない超ニッチな情報を連日お伝えしております(笑)

んでもって、こんな時期に1週間ぶっ通しで集中釣行してるわりに、いざバチ抜け最盛期
みたいな時期になると「人が多いから行かねぇ」ってなるところが我がSBPの悪癖w

で、話は戻って今回の調査フィールドは「NJ港」!
行ってきたのはこれまた2週間ほど前の3月27日。
んー、ここもイニシャル表記なのでピンとこないかと思うけど、ここは今までに調査したTP港
や貯木場とはちょっと違って、大阪湾奥の中でも最も外洋に面したオープンエリアです。
いわゆる「目の前は漫然と海です」みたいなところ。

やっぱ毎回エリアの条件を変えていかないと、この時期はここが正解ですってのが
分からなくなっちゃうからね。だから今回はオープンエリアがターゲット。
とにかく目の前は海がバーンとあって、手前はテトラになってる訳で港湾のように停泊船
がいるわけでもなく、何かしらヒントとなるようなストラクチャーも無い。
正直言って僕、こういうシチュエーションは苦手です。

なんていうのかな、僕は居着いてる魚の目の前にそっとルアーを通して釣るスタイルなんで、
こういうどこを打ったらいいのか分からないようなフィールドは釣り方がよく分からん。
僕はブラックバスからの転向組なんで、やっぱりストラクチャーを丁寧に探る釣りが大好き。
ドンピシャなところにそっとルアーを送り込んで、そこに居着いてるやつを引っぱり出す
という、俗に言うならややフィネスな釣り方を海でも同じようにやってるんだけど、その肝
となるのはやはりストラクチャー。これがないとこの釣り方は成立しない。

で、ここNJ港はっていうと目の前にあるのは海だけ。
でもね、こんなところでも魚影はすこぶる濃い!
今までに行ったフィールドではボイルなんてのは全くなかったんだけど、ここでは
あちらこちらでシャポッ!というシーバス独特の捕食音が聞こえる。
間違いなく相当数のシーバスがいる!(確信)

こんだけいるなら適当に投げてれば何かしら反応があるだろううってことで、まずは魚の
いるレンジを見極めるためにR-32を表層から順にキャスト。
こんだけボイルしてれば、ヒットレンジ通せば確実にバイトはあるはず!




(30分後)




表層、中層、低層まで通してもノーバイト・・・。
う~ん、分からん。さすがにR-32が目の前通ればこの状況なら間違いなく食うはず。
なのに一切バイトが無い。でも海面では相変わらずあちこちで捕食音が響く。
「これって、もしかしてバチ食ってんじゃね?」


水面を注意深く観察してもバチの姿は一切見えないけど、もしかしてちょっと沖では
バチがわんさか湧いててそれをシーバスが食い上げてるんじゃないかと思い、
リグをバチの申し子「ワンダースリム70」にチェンジ。
これを捕食音がよく出てるところにキャストしてゆっくり引いてみると ↓

001
やっぱり釣れたしwwwwww

サイズは45cm程度だったけど、お腹はパンパン!こりゃ相当バチ食ってんな
先ほど考えた通り、沖ではバチが湧いててそれをシコタマ食ってるっていう、
この「読みが当たった!」感がとにかく嬉しい☆



・・・しかしこの後、完全に読みが
間違っていたというのに気づくことになる。




その後もパターンを見つけたぞ!っていう勢いで意気揚々と同じようにシンペンを
投げ続けてみるも、1時間ほど経過しても一切釣れない。アタリすら無い。
なのに相変わらず水面は騒がしい状況が続いており、
この辺で何かが間違っているんじゃないかと感じ出す。

ちょっと離れたところで釣りをしていた会長に状況を聞いてみると
・すでに1本釣った。サイズは56cmくらい。
・けっこうアタリはあるけどミスバイトが多い。
・使っているルアーはミノー。

といっている間にまたしても会長にHIT!! ↓

002
うは!グッドコンディションの58cm!!
HITルアーはX-92(メガバス)!・・・って、またミノー系じゃんか!?

ここまでで会長は2本取れてて、乗ってはいないまでもバイトもそこそこある。
一方僕はというと1本取ってるものの、それ以外のバイトは一切無い。
僕は沖バチパターンと信じてシンペンで表層を狙うも1匹&バイト無し。
会長が使ってるのはミノーで2匹&そこそこバイト有り。

・・・これってもしかしてバチパターンじゃないんじゃね?

そこで、僕も持っていたX-92を投げてみると数投でガッ!という太いアタリが!!
そのままグッと底の方向に潜られ、やや強引に手前に寄せるも今度は網が届かない。
そう、ここNJ港は足場が高く、多分5mの玉の柄使っても届くか微妙な感じ。
運良く近くに会長がいたので取り込んでもらおうとするも痛恨のラインブレイク・・・
見た感じかなりいいサイズだったけど、これは完全に僕のミスなので言い訳無し。

その後も手持ちのX-80あたりを中心に投げ込んでいくと、ちょこちょこ鋭いバイトがある。
シンペン=無反応、ミノー=好反応。
しかもバイトは鋭く、バチの頃みたいな細~いバイトではない。
・・・ってことはバチパターンじゃ無いわけ。

これに気づくのが遅すぎた。このバイトの感触からするに相手は小魚食ってる。

最初にワンダーで釣った1本は本当に「たまたま」の1本で、しかも悪いことに予想した
通りの釣り方で釣れちゃったもんだから完全にバチパターンだって深く思い込んでしまった。
ここが今回の反省点。
その後は頭を切り換えてミノーを打ちまくるも完全潮止まりを食らって終了~。



・・・・・・・のはずだったが
ここで本日最大のドラマが!!




夜11時をまわり、会長と二人で帰り支度をしていた時に、これまで一切音沙汰の無かった
同行者のピザから1本の電話が。

ピザ「チヌかキビレ釣れたけど・・・取れないんです。」

急いで現場に駆けつけると、そこにはでっぷりとした魚が!! ↓

003
43cmののっこみチヌとかwwww
本当に終了直前!まさにブザービーター的な1匹はなんとチヌ!!
しかも超のっこみの腹でっぷりなやつ!ちょっとこの厚さ見て!! ↓

004
たばこの箱が4箱積めそうな勢い(驚)!
まじで超太かった!サイズも43cmだし、文句なく大金星な1匹です!!
HITルアーは鉄板系のスピンテール!強えーー!!
超かっこいいぞピザ!!










これが下腹にスレ掛かっていたというのは
ここだけの秘密です(笑)

おわり