皆様まーたずいぶんとご無沙汰しておりますm(_ _)m

いやーね、この時期っていうのは湾奥では釣りものがグッと少なくなっちゃうこともあって
なかなか釣りに行こう!って感じにならないわけで・・・。
それに加えてちょっと遠征してイカやら狙ってみようかなと思っても、どこもかしこも
電気浮きだらけで釣り自体が出来ないくらいタチウオ師大杉でしょ?

いつものフィールドでも釣りものがない+気合い入れて遠征しても釣り場が空いてない
となるともうね、釣り自体に行きたいっていう気持ちが激減しちゃうわけです。
しかしながら僕はエギングが大好き。

バス釣りと甲乙付けがたいほどに、このエギングという釣りが大好きなわけねんですけど
このエギング、場所と時期が完全にタチウオとバッティングしている・・・。
僕らみたいなサラリーマン週末アングラーともなると、もう「エギング」という動作っていうか
行為すらすることが出来ないってのが現状なんですね。
そこで、何か秘策はないだろうかと考えてみる。

まずは「場所の問題」から。
やはりアオリを釣るとなると大阪近郊ではさすがに釣果を望めないんで、少なからず
遠征することが必要。近くとも須磨方面とか泉南方面とか。
でもその辺はというと、ご存知の通り「電気浮き横町」。 
週末は言うまでも無く、平日だって海面クリスマスイルミネーション状態なわけです。
ということで、もうちょっと足を伸ばして和歌山方面 or 淡路島まで行くのが賢明。

次に「時間と曜日の問題」。
ここはなんといっても夜釣りでしょ。昼なんか釣れる気がしない。
でも夜釣りとなると、週末は淡路だって和歌山だってさすがに人が多いから理想は平日夜。
かといって、仮に平日夜に遠征するとなると、時間的に次の日の仕事に響くこと必須・・・。

ではどうしたら快適に思う存分釣りができるのだろうか?
平日夜に淡路か和歌山まで釣りに行って、翌日の仕事に支障が出ない方法なんて
あるわけがな・・・・・いや、1つだけあった!

「有給休暇とって行けばいいんじゃね?」

うは!これは盲点www 次の日会社休んじゃえばいいんじゃん(笑)
ということで、会社を休んだところで業務に全く支障のない僕と会長、そしてチャーリーの
窓際族3人衆で有給とって行ってきましたよ淡路島☆

今回の目的は、「平日夜に釣り人のいない淡路行って思う存分エギング三昧!」
そして朝方は、「これまた人のいない一等地を陣取ってタチウオ&青物三昧!」という
ルアーマンにとって夢のような1日になるであろう超豪華2本立て☆
果たしてどういう結果がまっているのか??早速当日の様子から。

この日の潮周りは「小潮」。終始ゆるやかに潮が動いている程度でした。
休みまで取って行くにしては潮周りが悪くね?思うだろうけど、これ実は狙い通り。
ここ淡路は、10月を超えると断続的な北風が吹くので、潮が動いていなくても
海面はもうざっぷんざっぷん状態になるのね。毎年そうなんでさすがに覚えた。

これに加えて、例えば大潮なんていう日になると、もう潮被っちゃうくらい波が荒くなって
全く釣りにならない。だから敢えて「小潮」を狙ったってこと。
で、今回行ってきたのは淡路の東浦。場所もズバリ言っちゃうと
翼港南~釜口漁港までをランガンのコース。
この間に5個くらいある漁港を中心にランガンでどんどん打っていこうっていう作戦で、
最終的にはさらに南に下って津名港にてタチウオ&青物を狙うというのがこの日の日程。

で、最初に到着したのはタコで有名な仮屋漁港。
ここは、南北両端に伸びている防波堤の外側がアオリの一級ポイントなんだけど、
普段のこの時期、しかも週末となるとその辺はエギンガーでいっぱい。
しかし、やはり平日は違った(ニヤリ☆
さすがに誰もいないとまではいかないにしろ、防波堤の先端以外ならどこでも打てる状況。
しかも墨跡盛りだくさんな件www
もうこれ楽勝でしょwwwと思ったね、この時まではね。

その一級ポイントと言われるところをひたすら打っても全くの無反応。
しかも意外と潮が速くて釣りにくい。まあ今回はひたすらランガンするってのがテーマだから
こんな屁みたいな名ばかり一級ポイントなんか早々に見切って港内へ移動するとドンッ! ↓

001
はい、早速来ました!淡路アオリGET!
港内へ移動して15分ほどで釣れた。これは港内楽勝ムードですか?www
・・・と思っていたのもここまで。この後はいつも通りの沈黙が続き仮屋漁港は終了~。
まあ、まだスタートしたばっかだしね。ここはこんなもんでええよ。

次に向かったのはお隣の森漁港。
この森漁港、お隣の仮屋漁港の影に隠れてあまり注目を浴びないかわいそうな漁港
なんだけど、実際は仮屋に負けないくらいのポテンシャルを秘めた漁港だってことは
ここだけの秘密。で、ここでも一通りエギを打ちまくってみるも・・・・不発。
墨跡を見る限りでは、やはり仮屋の方に軍配って感じでしたね。

と、その時ちょっと離れたところにいた
会長から「釣れたで~!」の声が!!

薄暗い中、遠目に見ると500、いや800gはあるだろうってくらいかなりデカいサイズが
エギに掛かってる(驚愕!)これは凄い!!

「うわ!で、でけーじゃん会長!!やったねー」なんて言いながら近くまで行くと ↓

002
ん?足が2本ほど足りてないんですがそれは・・・
ってかタコかよwwwしかもいいサイズだしwww


このタコ、体裁上では3号エギの底引きでGETということにしておきますが
キャスト後、おしっこしてる間にタコがエギ抱いてたというのは内緒(笑)

そしてこのタコを最後に、またしてもいつも通りの沈黙が続いたため再び仮屋へ。
その再訪の仮屋、潮ドン詰まりのべた凪・・・。
これではさすがに港内は無理かなと思いながらも一通り打っていくとドンッ! ↓

004
怒り真っ黒アオリちゃんGET!
ほう、意外にもしっかりとエギ抱いてる。
港内がべた凪だったのでごくごく軽いアクションで表層を探ってみたところ乗ってきました。
と、ほぼ同じタイミングで近くにいたチャーリーから「釣れたよ~♪」の声が! ↓

003
やったねチャーリー!ナイスアオリGET☆
しかしこれまたエギをがっつり抱いてますな。
この超ベタ凪でこの抱き方。もしかしてアオリって潮関係ないっていうか、
潮が緩い方がむしろ釣れちゃったりするのかな?

思い起こせば過去のエギングでもポンポン釣れてる時って決まって潮が穏やかな
タイミングだったことが多い気がする。逆に潮がキツいと釣れない。
もしこの理屈が正しいとするならば、この今のベタ凪というタイミングは絶好のチャンス!

ここぞとばかりに港内をガンガン打ち倒していくとまさかの出来事が!! ↓

008
竿、折wwwwwwwww
ちょwwwこの竿www買ってまだwww
5回くらいしかwww
使ってないんですけどwwwwww

とか言いながら草生やしてる場合じゃないんですけど(泣)
足下が滑る → コケる → 折れる の3コンボ。しかもこの日はこれ1本しか竿持ってきて
なかったのもまた不幸中の不幸。ついでに第2ガイドもリングがバキバキに割れてるし・・・orz
まだまだ時間は残っているのに、もはやここまでかと諦めようかとも思ったけど、
気合いと根性で折れ竿のまま釣り続行

でも、ファーストガイドが無くなったくらいだったら意外といけるもんだねー。
その後もトラブルとか全然無かったし、これくらいの固さの竿(ML)だったら、使い心地も
ロッドアクションもほとんど変わらなかった。ただ1点だけ難あり。
それはキャストのアキュラシー(精度)。これが大幅に狂う。
その後、キャスティングに苦心しながらさらに南下し釜口漁港へ向かうも残念ながら釣れず
ここもけっこう墨跡ありましたねー。ただ釜口はコウイカの墨跡が多かったです。
そうこうしているうちに、次第に夜も明けてきたのでこれにてエギングの部は終了~。
一路、タチウオ&青物狙いで津名港へ向かいます

時間は夜明け前の午前4:30。
さすがに平日朝のこの時間なら人もおらんやろ~と思った、
いや、ってか普通そう思うでしょ?まだ真っ暗よ?
なのに海面イルミネーションはここ淡路でも健在でした(笑)
ただここはプラスに考える。平日の夜明け前でこんだけタチウオ師がいるってことは
タチウオがキッチリ釣れているって証拠。加えて平日なんでそこそこいいポイントが空いてる!
僕らはタチウオはもちろん、青物もと考えていたので外向きに陣取ります。↓

007
こんな感じの場所。いかにもって雰囲気でしょ?
週末はこのテトラにテトラの数だけ人が並びます(笑)


早速日の出前からタチウオ狙いでワインド開始!他にも大勢のタチウオ師(浮き釣り)が
いたので誰が一番早く釣れるかな?ってこの時はわくわくしてましたよ。
そう、この時だけはね。
もうこのくだりでお分かりかとは思いますが、終始全くの無反応。
周りも一切釣れてなかったのでどうやらこの日はタチウオは回ってこなかったようです。

それでもいつかはと思い、わずかな期待を胸にしこたまワインドを続けていると
突然ガッという腕元にガツンとくる強烈なバイトが!!
反射的にグッと仰け反りながらあわせてはみたものの、完全に諦めてたっていうか
油断していたのでなんだかやりとりがうまくいかない。
しかも凄い勢いで暴れるもんで、この手応えからして
絶対ドラゴン級を掛けたと確信!!
「よし、ばらすなよ~(大焦り)」と自分に言い聞かせながらゆっくり寄せてくる。
タチウオらしく最初のバイト前後こそ大暴れするも、途中からはおとなしく寄ってくる。
そしてついに無事ランディングに成功おおおお!!! ↓

005
やったぜドラゴン!!・・・ってあ、あれ?
これ、ドラゴンどころかタチウオ違う。


「E」=笑顔で
「S」=爽やかに
「O」=おはようございます

といえばご存知この方、E.S.Oさんですやん(ひどく落胆)

しかもトリプルフック3本+アシストフック1本の合計4本の針全てが掛かっているという
針外しが超鬱陶しいプレミアム神掛かりのおまけ付き

そしてこれがまた50cmくらいあったもんで、本当にいい引き見せるわけ。
まじでドラゴンと思ったね。ただ、ESOさんでも釣れただけまだマシ。
他なんかもう全然ですもん。やはりこの日はタチウオはもちろん青物の回遊もなかった様子。
これだから回遊魚狙いってのは嫌なんだよね。釣りムラがありすぎる。
そんなわけでこの後はお察しの通り異常なく終了~。

006
有給までとって行ってきた淡路島でしたが、やはりそう甘くはなかった。

ただ、どこへ行っても全体的に新しい墨跡が結構入ってたんで、この時期まだまだイカは
上がってるようですよ。ただもう気温がかなり寒いっすわ。
この寒さでチャーリー氏なんか腰が上がらなくなっちゃって、途中から車で待機ですよ。
有給とってほとんど車内待機(笑)
毎年恒例の淡路エギングツアー、今年もまた残念な結果になってしまいましたが
来年もこれに懲りず頑張ってみようと思います
おわり