・・・おっとあぶない。
危うく今月ブログ更新無しになるとこだった。(セーフ)

皆さんどーもご無沙汰してます。早いもので2月も終わりですね。
今月は2週連続で東京出張だったもので、ブログはおろか まともに釣りすら行ってない。
加えてこんだけ寒いと釣りもの自体が無いもんで、記事にできるネタってのも無くて困る
とはいえ、行かないことには釣れないだろ!ってことで、今月も頑張って行って来ましたよ
早速ご報告させてもらいましょうかね。
まずは泉南メバル釣りから 
行って来たのは2月5日。会長と油谷と僕の3人でいつもの泉南へGO!

この日の状況はというと、連日の最低気温が1℃とか2℃なんていう冬真っ只中の時期に、
なぜかやんわりと暖かい外気6℃&無風ベタ凪という、冬の釣りであれば願ってもない
超絶好の釣り日和でした
こんな釣りやすい条件の日にメバル行かなくてどうすんの?ってくらいの好条件なんだけど
この感じ、なんか嫌~な予感がする。

ここで前2回のメバル釣りの様子を振り返ってみると、どちらもこの日と似たような状況なんだけど、
これがまたさっぱり反応が悪かったわけ。
「メバルは凪を釣れ」なんて言ったやつマジで出てこい 
結論としては、メバルは適度に潮が動いてないとダメだってことが分かったんだけど、この日も
これまた全く潮が動いてない超ベタ凪&無風のシチュエーションですよ。。 
嫌な予感はしていながらも、手始めにいつも釣ってる某漁港内をちょいちょい打ってみると ↓

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・・・まあ釣れることは釣れるんですけどね、そのサイズがね(溜息)
もうこの時点でなんとなく結果はお察しなんだけど、高速乗ってわざわざ泉南まで来たのに
このまま帰るわけにはいかないでしょってことで作戦を考える。

「メバルは適度に潮が動いていることが重要」ってことが、ここ前2回までの釣行で
分かっていることなんで、こんな一切潮が動かないベタ凪の港内なんかで打っても結果はしれてる。
こんなところで茶濁している場合じゃない。
となると、こんな状況の中で少しでも潮が動いているところってのを探すことが必須。
じゃ、どこ行けばいいの?ってことで考えた結果はというと・・・↓
(答) 外海のテトラ帯。
いや~自分で解出しておきながら言うのもなんだけど、テトラとかまじキツいっす

だって足場は悪いし、暗いしでとにかく釣りにくいしさー、しかも波がザブザブかかっちゃって
まともに釣りができないんだよね、テトラって。・・・・って、ん?いやちょっと待って。
このベタ凪&無風だったら、むしろこんな日じゃないと
外海のテトラなんか打てないんじゃね?

と逆に考えてみる。
確かにここまで凪ってれば、例え冬場のテトラであってもいつもと違ってかなり波が穏やかなはず
しかも、テトラであればちょっとした潮の干満だけでテトラ周辺は複雑に潮が動いてくれるはず!
うはwこれ絶対正解だわwww(確信)
ってなわけで、早速みなぎる自信と共に真冬の外海テトラに移動

現場に着いてみると、思った通りの波加減でやんわりとテトラ周辺は潮が効いてる状況。
これはもらった!とばかりにちょいちょいテトラ周りを打ってみると ↓

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やっぱり釣れたしwww まあまあサイズだしwww
うん、最近の俺は冴えてるわw ゲームの組み立てが早い
・・・って自画自賛したいとこなんだけど、実際釣れたキーパーサイズはこの2匹だけ
他はオールリリースサイズばっかりだったところが、まだまだ考えの甘いところ。
こういう場所って、絶対にいいサイズばかりが固まっているポイントがあったはずなんよね。
それを見つけることができなかった点が実に甘い。もっと精進しなきゃですなー

さて、話は変わって今回もう1つの釣りネタが「中セ池」。
「中セ池って何?」と思った方、ググってもホームページとか出てこないから(笑)
気になるその「中セ池」ってのがこちらです ↓

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いわゆるヘラ釣りの管理釣り堀ってやつ
今回、なぜかふらっ~っとこの「中セ池」に行って来ました(笑)

行って来たのは2月11日の祝日。
この日も天気に恵まれポカポカ陽気で絶好の釣り日和だったんだけど、だからといって
ヘラ釣りまでするほど僕は釣りキチ○イじゃない
いやね、たまたまこの辺りに用事があって周辺を探索してると、結構野池がちらほらあったわけ。
せっかくだから、バスが釣れそうな野池をいろいろ探してみようと車で走っていると、
「ヘラブナ専門釣池 中セ池」 という看板を発見

とはいっても、ヘラなんか全く興味無いから普段なら完全スルーしちゃうとこなんだけど、
その看板の上に小さい文字で「子供用金魚釣り池有り」って書いてある。
へぇ~、金魚の釣り堀なんてあるんや~♪
・・・って、き、「金魚」ですか!?!?

これに鋭く反応したのが、今日の釣りの相棒であるこの方 ↓

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 SBP最年少メンバー、僕の「息子(5)」www

息子 「パパぁ、ここって金魚さん釣れるん??」

やなかつ 「そう。金魚釣れる池があるんだって。珍しいなw」
息子 「釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りたい釣りた・・(以下同文 」

というわけで、めっきり愛息子に甘いパパは、何の抵抗もなくあっさりと中セ池へ

こちら、50台も駐められる無料の駐車場完備なので、ちょっと寄ってみるかくらいの軽い感じで
駐車場を見てみると、まさかの満車も満車(驚!)
ちなみにまだ午前10時なんですけどwww
ギリギリ1台駐めれるかどうかってスペースに車を駐めて中に入ると、店の人全員が一斉に
驚いたような顔してこちらを見る。どうやらこちらに来られるお客さん(=ヘラ師)は年配の方
ばかりで、こんな若年親子が来るのが珍しいらしい

早速、受付の方に金魚釣りのことを聞いてみると、
・ 金魚釣りはエサ・貸し竿込みで1セット700円。
・ 終日(閉店時間4時)までならどれだけやっててもOK。
・ 釣った金魚のうち、2匹までは無料で持って帰ってOK。
・ エサはなくなったら100円でおかわりできる。

とのこと。ちなみにヘラ釣りの方はなんと2500円でした(高!) それでもヘラ池は超満員 ↓

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この真冬にも関わらず、釣り座すべてが
埋まっているという驚愕の事実
 
こんなマジヘラ師の中に混ざって金魚釣るなんて、なんだか気が引けるな~なんて思っていると、
受付の方 「じゃ、頑張っていっぱい釣ってね!金魚はこっちの池だから。」といって、
さっきのヘラ池とは違った方向に案内される。案内とおりに着いていくと・・・ ↓

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こちらが「金魚池」。誰もいないしwww
ヘラとは対照的すぎるその光景に、息子(5)も本能的に不安の表情を見せるレベル(笑)
受付の方から「のべ竿」1本と「エサ」を手渡され、どうやっていいかも全く分からないまま、
なんとなーく息子と2人、この広大な金魚エリアで釣りをスタート!
ちなみにこちらが金魚釣り用のエサ ↓

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「うどん」です。普段僕らが食べてるあの「うどん」。
これに、見た目「きな粉」みたいな粉をまぶしてあるんだけど、この粉が超臭いの
多分鯉釣りかなんかのエサに使う粉?だと思うんだけど、これがまぶしてあるのね。
そのうどんをこんな感じで細かくカットして針に付ける。 ↓

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針もとっても小さい。俗に言うタナゴ針ってやつだと思う。
この針にカットしたうどんを付けるんだけど、ちょうど米粒くらいの大きさにカットするのが
ベストとか。ってことは相手は相当小さいってことかな??
言われた通りにリグをセットして早速金魚釣りスタート ↓

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こんな感じで、のべ竿にエサ付けての浮き釣りです
アングラーのクセで、無意識にこの池の水深とか調べちゃったけど、この池意外と深くて
ちょうど1ヒロくらい。
水温も低いし、多分金魚の活性も低いだろうってことでまずはベタ底に仕掛けます。(なぜか本気)
さあ!あとは金魚ちゃんを釣るだけ!頑張れ愛息子







------- 1時間経過 --------






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SBPヘラ釣り恒例 「不動浮き」。
いつものごとく、浮きはピクりとも動くことなく時間だけが過ぎ去るも、まだ最初なんでポイントを
移動してみたり、浮き下の調整をしたりなんてやってたら意外と時間が早いし、まあまあ面白いw
息子もまだまだ余裕の伺える表情 
ただね、1時間経ってもまだその姿を見てないわけですよ。
・・・え?何の姿かって??
そりゃ金魚に決まってるでしょ。金魚。
これが池のどこ見ても1匹も見えないの。金魚釣りの池は2つあるんだけどね、どちらの池
見ても全く姿が見えない。釣り堀だったらせめて1匹くらい見えてもいいと思うわけ。(懐疑)
「もしかしてこの池、金魚なんていないんじゃね?」なんて、釣り堀に対して決して抱いては
いけない禁断の念を抱きつつ、さらに2時間が経過。 ↓






012
 ・・・息子よ、もういい。
おまえは本当によく頑張った。
 
悪いのはきっと大人、そう、大人たちの方だ。
いないものは釣れるはずがないし、管理池ではどこからか魚が入ってくることだって
ないわけだ。つまりいくら頑張ってもいないものは釣れないんだ。

いや、一応誤解のないように言っておきますが決して「1匹も」いないとは言ってませんよ。
そりゃ、僕らの腕が悪いとか、たまたまこの日だけは金魚が浮いてこなかったから
見えなかっただけなのかもしれません。ただ、もう1点だけ付け加えておくと、
僕、この日偏光グラス持ってきてたんすよね。
これ以上は何も申しませんが、少なくとも偏光で見える限りでは・・・(略

でも、スタッフの方々はとっても親切で、ちょくちょく様子を見に来てくれたり、子供にお菓子
くれたりしてくれて本当に良くして下さいました
お店を出るときに「残念だったけど、また来てね。」と受付の方に声かけてもらって、息子も
小さくうなずいていたんですが、帰り際の衝撃の一言がこちら
受付の方 「もう少し暖かくなったら大和川の方に金魚仕入れに行くんだけどね、
冬はね~業者さんもいないから仕入れられないのよ~(ニッコリ


いやそれ、今言うこと違う。
大事なことだから2回言うけど、
いやそれ、今言うこと違う。


そんなわけで、金魚釣るならもう少し暖かくなってからがおすすめです。
おわり