SUPER BORA POWERS

大阪湾奥のルアーフィッシングチーム

AJ港

湾奥港湾シーバスの近況

猫も杓子(しゃくし)もバチですな。
もう見るサイト見るサイト全てが「バチ」一辺倒ってくらい今の大阪湾は
バチシーズン最盛期って感じですね。
・・・と言っていたのも2週間ほど前のお話。

たった2週ほどでもう湾奥バチは終盤といった状況になってしまった様子。
やはり大阪のバチは最盛期から終盤までの移り変わりが早い。
「そろそろバチシーズン始まったかな?」ってからバチの最盛期まではけっこう
長いんだけど、いざ最盛期を迎えるとすごいスピードで終息を迎えるってのが
大阪湾のバチの特徴ですね。ここが関東とはだいぶ違う。

ただこのバチシーズン、最湾奥の港湾をメインフィールドとする我がSBPにとっては
それほど嬉しい状況とも感じないのも事実。理由はこの1点に尽きる。
「サイズが小さい」
とにかくこの時期は数はボンボンイージーに釣れるし、釣れなくてもアタリが
頻繁にあるから釣ってて楽しいといえば楽しいんだけど、どうしても内々の
最湾奥港湾だとサイズに期待ができない。総じてちっこいのばっか。

まあ、今年は 5月末に行ったAJ港 でいいサイズがポコポコ釣れたからこの調子
のまま後が続けば「サイズも数も」っていうウハウハ状態になるかもしれない。
そんな期待をもとに、情報としてはちょっと古くなってしまいましたが、いわゆる
バチ最盛期だった6月初旬に会長、ピザ、油谷の釣りキチ御三家がバチシーバス
調査に行っていますんで今日はそちらのご報告です☆

まずはバチといえばここでしょ!っていうほどバチが沸きに沸いてるTP港水系から ↓

001
ピザ氏、腹パンパンの40アップ良型キビレGET!!
今年はなぜかキビレが多い。昨年は本当にさっぱり釣れなかったのにね。
しかも良型ばかりが上がってるあたりからして今年はキビレの当たり年かも☆

他にもこんな感じで飽きない程度にぽこぽこ釣れている模様。 ↓

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シーバスはやはり30~40cmクラスが多いようです。
サイズに関してはまあ例年の最湾奥バチシーズンと変わらない感じですね。
お次はこのところ調子のいいNBOX油谷氏のAJ港での釣果 ↓

005
おお!こいつはグッドサイズの50アップ!!
・・・ってボラじゃねーかwww
ボラに尺あてて写真撮ってるやつなんか初めて見たわ(笑)
でもね、乗りに乗ってる今の油谷はこれまでとはひと味違う ↓

007
まずは40アップ。背が高くて型がいい!
リグはアルカリのピンク&静ヘッド5g。
この時期だけは断然赤系のカラーが強いです(確信)

006
そしてお次は50あるなしの背高良型シーバス!!
おい、どうした油谷!? お前が毎回釣るなんて逆に心配(笑)
どうやら油谷氏、2年目にしてついに腕を上げてきた模様w

とまあこんな感じでバチ最盛期の最湾奥は例年通りのサイズが、
これまた例年通りにぽこぽこと釣れるといった状況だったようで
「今年はいつもと違うぞ!」って感じでもなかったようですね。

ただね、やはりみんなの釣果を見聞するだけで今年のバチシーズンを終わっては
いかんと思って先週1日だけ行ってきたんですけどね、これがまたね凄k・・・・・っと
続きは次回報告します♪ またね~
おわり

バチだ!シーバスだ!夜の陣開幕!

いくぜ第2戦!シーバス夜の陣!!(空元気)
え?第2戦ってなに?って方は先に こちら の記事からご覧下さい。 

いや~、まさかこういう展開になるとはさすがの僕も予想していなかった。
だって、朝イチから琵琶湖に終日バス釣り行ったら普通それだけで終わるでしょ?
それがその後にシーバス釣りに行くことになるなんて思ってもみなかった。
否、「会長」という人間を甘く見ていた。
ってかこの人、幼い子供が2人もいる既婚者ですよ!? 
僕もちょうど似たような感じの2児のパパなんだけどね、何が怖いかっていえば
そりゃ「嫁」ですよ。
朝から1日琵琶湖に釣りに行かせてもらうのだって我が家ではすったもんだの
末にようやく「行っていいよ」って感じになるんだけど、その後に「これからまた
シーバス釣りに行ってくるわ」なんてどう考えても許してもらえないわけ。

なのにこの会長の嫁さん、良く言えば人間ができているというか理解があるというか
ノータイムで「OK!行っておいで」みたいになっちゃうのが不思議。
多分、この嫁さんも旦那と同じく、脳に何か大きな衝撃を受けて産まれてきたんだと思う。

こうして1人が行けるってことになると、我がSBPの妙な団結力もあいまって、
「よし、じゃ俺もいく!」みたいなバカが1人、また1人と増えていって最終的には
会長、アラーキー、油谷、僕 の4人が第2戦も参戦w
そこに今回、琵琶湖には行かなかったピザも合流して計5名での釣行ですw 

さて、じゃどこに行こうか?

全く予定していない釣行なので急いで潮周りとかを確認するとこの日は「若潮」・・・。
さすがに潮が緩いわ。ただ、これから上げ潮っていうのが唯一の救い。
で、今の時期と言えばバチが確実に絡んでくるんで、バチと言えばここでしょ!って
いうフィールドに行きたいのは山々なんだけどね、もう疲れちゃってるわけ。

そんなわけで、潮も緩くどこいっても大して釣果は見込めないだろうという判断のもと、
近くてそこそこなら釣れそうなAJ港に決定☆ 
AJ港に着いたのが8時前。9時半の満潮に向けて緩やかに潮が上げていく感じで
現場に着いた頃はちょうどいい潮が効いてて雰囲気は抜群!
ただ、このAJ港は「バチ」となると分が悪い。

AJ港は例年で言うとバチはあまり湧かないフィールドで、ちょうどバチが終わった
あたりから一気に釣れ始めるところなんです。
まあ、今日は本気じゃないから1本釣れればいいかなってスタンスで早速釣りを
開始するとまさかの1投目でズドン!! ↓

014
腹パンパンの良型キビレゲット!!
いや~これはちょっとびっくりした。まさか1投目とはw
狙ったポイントは明かりの「明暗」。ここAJ港で潮が効いてるときに一番有効なのが
この「明暗打ち」。これは経験上間違いない。

潮の流れに対してアップクロスでキャストして、潮の流れとほぼ同じ
速度で明暗のキワをふわふわと引いてくるってパターンです。

潮の流速と同じ速度で引いてくるってのが最大のポイントで、流速と同じ速度で巻いてる
とリーディング時には手元に一切の巻き抵抗がない。ちょうど素針を引いてる感じ。
となるとアタリを取るのが難しくはなるけど、これが潮の効いてる時は本当に有効。

よし!今日はこのパターンでいけると信じてさらにキャストを続けていくと
ここからまさかの怒濤の祭りが始まる 
10分後 ↓

015
出ましたシーバス58cm!!
もうちょっとでスズキとかw

写真を見ての通り、こいつも型がいい!体高があって引きも十分☆
そしてまた10分後 ↓

016
これは惜しいぞシーバス59cm!!
またもスズキクラス☆

その後もほぼ10分間隔くらいで面白いようにポコポコ釣れるwww ↓

017
↑ ナイスサイズのキビレ42cm!!

018
↑ こちらも40cmあるなしのキビレ!!

019
最後はサイズダウンでお茶を濁すも
体高のある良型シーバス!!

ここまでで1時間ちょっと。良型バキバキの連続6本です(嬉)
と、この辺でそろそろ満潮も近くなり、潮がビタ止まってお祭りタイム終了~。
いや~、もう十分満足です。ありがとうございました☆

他のメンバーの様子はというと ↓

020
ピザ氏、早い時間にシーバス40cm!!
この後も確か追加でなんか釣ってたような釣ってなかったようなって感じです。

そしてこの男も第1戦・琵琶湖に続いて絶好調! ↓
0000
NBOX油谷氏、キビレ45cmGET!!
あと5cmで年無しクラスの超良型!!今日の油谷は輝いてるw
ちなみにキビレ45cmはチーム最高記録タイというおまけ付き☆

いや~今日はまさかの上出来ぶりに驚いた。琵琶湖のリベンジ成功ってとこですかね☆

さて、ここで気になるのがベイトの存在。
写真を見てもらうと分かる通り、どの魚もかなりいい型でお腹もパンパンなわけ。
で、例年でいうとここAJ港はバチシーズンは本当に釣れなくて、バチを見ることも
ほとんどなく、またそのバチを捕食しているようなボイルも見ない。

この日も同様で、バチを目で見ることはもちろん出来なかったし、バチシーズン特有の
ボイルも一切無し。なのにこのお腹とこの高活性ですよ。
ただね、1点だけ釣れ方がいつもと違うところがあった。
それは、「針掛かりの場所」。


シーバスで言うと、通常ならほぼ100%「カンヌキ」っていわれる口の横の奥に
ジグヘッドの針先がかかっているんだけど、この日はけっこうバラバラ。
上あごに掛かってたり口の手前側に掛かってたりしてる。
ここで思い出したのがバチシーズンのシーバスの食い方ですよ。

シーバスは小魚などのベイトを食うときは、必ずベイトの下側から食い上げて反転する
食い方をする。参考までにこちらを見てみて ↓


出典:youtube / fimotv
こんな感じ。典型的な食い上げですね。
何かものに潜んで目の前を通るベイトを、いったん下側に潜り込んで
ドーンと食い上げ、そのまま体を反転する「ひったくるような食い方」が
シーバスの捕食スタイル。

だから通常のバイトだと、シーバスが食って反転した時にジグヘッドの針が
カンヌキの深い部分に掛かるから、毎回ほぼ100%カンヌキに掛かってる。
なのに今日は口のいろんなところに針掛かりしていた点に注目。
結論から言うとこれはバチを食っているときの針掛かり。
バチは小魚と違って俊敏に動かないから、シーバスもバチを食うときはいつものようにドーンと
派手にひったくるように食わなくていい。ブラックバスみたいにチュッと吸ってやれば食えちゃうわけ。
で、チュッっと吸い食いをすると針はどこに掛かるのか?
そうです、どこにでも掛かるんです。
バス釣りやってる人なら分かると思うけど、チュッって吸い食いするバスは口の
いろんなところにフッキングしてるでしょ?
さらにこの食い方の特徴としてはバイトが細いという点。
いつものシーバスならドーンとバイトしてくるからアタリもドーンとはっきりと出るんだけど、
バチを食うときのバイトはチュッっと食うだけだからアタリも細い。
それこそがいわゆる「春のショートバイト」っていわれる現象に結びつくわけですね☆

ということで、今回のAJ港のメインベイトは「バチ」でFA。
しかも相当食ってるところをみると相当湧いてるってこと。
バチが目に見えないからといって「いない」というのは尚早で、水面までバチが出ていないだけで
実際にはかなりのバチがいるってことなんでしょうね。

今の大阪湾奥はまさにバチシーズンど真ん中!!
ここからの終息がこれまた早いんでお早めにどうぞ~♪

おわり
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淡水から海水まで、バスロッド1本であらゆるターゲットに挑む大阪のフィッシングチーム。

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