SUPER BORA POWERS

大阪湾奥のルアーフィッシングチーム

→釣りを科学する

BIOVEXとかいうルアーとスピナベのお話

最近大阪の釣り具屋でよく見るこちらのルアー ↓

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引用元:http://www.biovex.jp/
BIOVEXとかいうメーカーのジョイントプラグ。
最初は名も知れぬメーカーのキテレツルアーだと思って気にも留めなかったんだけど、
あまりにもここ最近色々なお店で見かけるもんだから、気になって調べて見ると ↓


あれ?何これちょっと凄くね??
驚くほど艶めかしいスイミングアクション

スイムベイトの傑作といわれて名高い、あの「ジャバロン」を彷彿させるこの動き!
では、ちょっとここで「ジャバロン」の動きも見てみましょうかね ↓


どちらも甲乙付けがたい秀逸なクネクネ感
両者の動きに違いがあるとすれば「リーディングを止めたときの挙動」。
これが、BIOVEXの方はほぼサスペンドしているのに対して、ジャバロンの方は
その自重によってスローフォールするところ。

どちらもシチュエーションによって善し悪しが出てくる部分ではあるけど、この手の
スイム系ルアーの場合だと「基本ストップ&ゴー+軽いトゥイッチを織り交ぜる」という
使い方が多い&最も有効なのではないかと思うわけ。
となると、そういった使い方に向いてるのはサスペンド仕様のBIOVEXに軍配が上がる

正確に言うとこのBIOVEXのジョイントベイトはスローフローティングという仕様なんだけど、
そこまでロングステイしないのであれば、ほぼサスペンドプラグと同じ感覚で使えます。
そんなこんなで色々調べているうちに、自然と欲しくなってくるのがルアーマンの性(笑) ↓

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速攻で買ったったwwwww
ただこのBIOVEXのジョイントルアー、素敵なのはその動きだけではない。
最も特筆すべき点はその「価格」! お値段なんと1400円(実売)!!

サイズは72mmという極小のものから、最大で142mmまでラインナップされてるんだけど、
メジャーなメーカーが作っているジョイントベイトだと平気で3000円とかするでしょ?
それが半額以下ってんだからお買い得感十分
作りだって見ての通り悪くないし、動きも素晴らしいということであっさりリアクションバイト
してしまったこちらのプラグ、早速使ってみたのでそのインプレをご紹介します

まずもって最初に言いたいことがある。
「フックにラインやボディーが絡み過ぎて
全く釣りにならない(怒)」


動きがどうとか作りがどうとかいう前に、最も基本的なことである「普通に釣りをする」という
当たり前のことが非常に困難という点に怒りを通り越して呆れすら感じる
もうね、10投したら半分以上はフックが何かに絡んでるという状態・・・(呆)

100歩譲ってフロントフックにラインに絡むのはまだ仕方ないと思うんだけど、
リヤフックがボディーに絡むのはどういうことだろうか? ちょっとこれ見て ↓

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こんな状態が頻発するわけですよ・・・orz
こういうのってさー、商品を作る段階で分かると思うんだよね。
それなりにテストとかするわけでしょ?だったら僕同様こういったトラブルが頻発してる
はずなんだけど、どうして改善しなかったのかが不思議。

例えばフックサイズを下げるとか、リヤアイの位置を変えるとか、フックがボディーに
絡まないようにする改善策なんていくらでもあると思うわけですよ。
それをしないということは、何かメーカーさんの意図があるかもしれないんだけど、
さすがにここまでトラブルが多いと普通に使えない。
そんなわけで、僕はもうリヤフックというもの自体を諦めて、こういう感じに改造 ↓

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リヤフック外したったチューン(イラネwww
さらにちょっと分かりにくいかもしれないけど、元々ラインアイに付いていた大きな
スナップも外して、小径のスプリットリングに変更

これによって、ボディーにリヤフックが絡むことは物理的に無くなるし、もう1つの問題
であるフロントフックがラインに絡む原因だった「大きなスナップ」を無くすことによって、
ライントラブルが大幅に激減 これでようやく普通に使える(笑)

ただ、リヤフックが無くなった分だけ魚が掛かる率も低下するわけだけど、そんなことより
「普通に釣りができる」ということの方が俄然重要。
これでトラブルなく気持ちよく投げられるようになったわけだけど、もう1点改善したい
ところが出てくる。
それはこのプラグの「スローフローティング」という仕様。
このルアーはほぼ水面直下を引き波たてながら泳いでくるんだけど、理想をいうと
水面下20~30cmくらいのところをゆっくりとクネクネさせながら泳がせたいわけ。
そこで何かいい方法はないかな~なんて思っているとこんな商品が ↓

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BIOVEXから専用のものが出てた(笑) 実売200円程度。
やっぱそういう使い方したい人が多いんだろうね
ということで、早速このウエイトシールを貼ってみる。 ↓

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こんな感じで2枚貼ってみた。
ウエイト1つが0.55gだから、およそ1gちょっとウエイト積んだことになる。

この状態で実際に使ってみたところ、たった1g程度ウエイト乗せただけなのに、
リーディングを止めると頭からゆっくり沈んでいくようになってしまうことに。。
これではせっかくいいサスペンド具合だったのが台無しになってしまうということで、
最終的には頭側にウエイト1枚(0.55g)だけでの仕様に落ち着きました

ということで、このBIOVEXというメーカー、やはり大手メーカー製ルアーのような
完成度には遠く及ばなかったわけだけど、こういったチャレンジ精神あふれる
キテレツ系ルアーを作ってくれるのもまた、このようなメーカーであることも確か。

そこでこのBIOVEXというメーカー、他にどんなチャレンジスピリットあふれるキテレツ系
ルアーを作ってるのかな~なんて公式サイトを見てみると、
こ、これは・・・!?(ゴクリ ↓

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引用元:http://www.biovex.jp/
キ、・・キテるぜ!キレてるぜ☆
BwIwOwVwEwX!!!
その名も「HIPER 7」www

チャレンジスピリッツあふれ・・・ってかこぼれちゃう勢いにワロタwww
いやいや皆さん、こんなスピナベ作ろうなんてまず思いますか?
僕なら即答で「NO」ですよw
そもそもこのスピナベ、どういう風に泳ぐか?とかちゃんと計算して作られたものなのか
どうかが大いに疑問。ブレードが7枚もあるところからみて、多分こんな感じで泳がせたい
と思って作られたんじゃないかと想像。 ↓

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写真のように「まるで小魚の群れ」を演出するイメージ
・・・と、もし考えていたとすれば大間違い
実際のスピナベってどんな風に泳いでいるのかを見てみればすぐ分かる。
恐らく大多数の人がイメージしているスピナベのスイム姿勢がこんな感じ。 ↓

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ボディーは水面とほぼ平行になってて、ボディーとブレードが
写真のような位置関係で泳いでくるようなイメージ。
こんなスイム姿勢を想像してるんじゃないかと思うわけ。
実際僕もバス釣り始めた頃は、こういう感じで泳いでると思ってた。
でも、実際はどうなのかというと、これが想像とはずいぶん違うことに ↓

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これはあくまでもイメージとして捕らえて欲しいんだけど、実際はブレードの水押し抵抗が
ボディーよりはるかに強いので、その抵抗でラインとブレードが直線的になろうとする力が
働くわけ。そうなると、想像していた平行姿勢とは違って、
ボディー本体はやや上向きになりながら
泳いでくるというのが現実。

この姿勢については、抵抗が大きければ大きいほどラインとブレードが直線的になろうと
する力が強くなるわけで、つまりその抵抗を増すもの=ブレードが多ければ多いほど、
ボディーはより上向きになってしまうっていうのが現実。

これを踏まえて、キテレツを極めたBIOVEXの7枚ブレード「HYPER 7」が、実際は
どんな感じで泳いでいるのかを見てみると ↓

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ご覧の通り、もうアップアップ状態ですわ(笑)
ブレードが小魚の群れどころか一直線に固まっちゃって、なんだかビッグスプーンが
付いてるみたいwww ボディーにしたって、フックが真下向いちゃうくらい頭上がりの
姿勢になっちゃってるのがお分かり頂けるでしょうか

これがBIOVEXさんの狙い通りということであればいいんだけど、実際ここまで
ボディーがV字になっちゃうような仕様を狙ったのかといわれると大いに疑問。
なんせ、最初にご紹介したジョイントルアーの件もあるので尚更怪しい・・・。

じゃ、逆にメジャーなメーカーが作っているスピナベってのはどんな感じなのか?
比較対象として選んだのは、誰もがスピナベといえば思い浮かべるであろう
釣れるスピナーベイトの代名詞的存在である「Dゾーン」
こいつを例に、先程の件を検証してみたいと思います。
まずは先程同様、恐らく大多数の人がイメージしているスイム姿勢から。 ↓

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そうそう、こんな感じ。
ボディーは水面とほぼ平行になってて、ボディーとブレードが写真のような位置関係で
泳いでくるようなイメージ。こんな感じが理想のイメージだったよね。
で、これまた先程同様に実際のスイム姿勢は?というとこちら ↓

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ブレードの抵抗によってラインとブレードが直線的になろうとするから、こんな感じになるんだけど
あれ??BIOVEXと違ってそこまで頭上がりになってないし、
フックもほぼ水面と水平になってる

このDゾーン、実際のスイム姿勢はというと、これは動画で見てもらった方が早い。↓

 
(0:27&0:44あたりから)
なんという自然なスイム姿勢(驚!)
これですよこれ!これがメジャーメーカーが作るスピナーベイト
もちろんこの姿勢が最も釣れる形であるとは言わないけど、Dゾーンの実力と評価は
皆さんも十分ご存知の通り。非常に良く釣れるスピナベなわけです。
恐らく何十回もプロト作って、テストにテストを重ねた結果の形だと思う。
そいうった開発に対する真摯な姿勢と努力がきっちりと釣果に結びつくわけですね。

そんなわけで今日はBIOVEXというルアーメーカーをご紹介したわけですが、
ここまで酷評しておいてこんなこと言うのもなんだけど、僕はこういったチャレンジ精神
溢れるルアーってのは嫌いじゃないです むしろ大好きな方(笑)
だってこんなキテレツルアーで釣れたら楽しいじゃん
しかもよく調べて見るとこの会社、大阪の会社なんですね!
僕の大好きな地元大阪のメーカーであるNOIKEさんとともに、より一層躍進されることを
影ながら応援させてもらいます
ってなわけで、早速BIOVEXのジョイントルアー使うために、
初春の琵琶湖に行って来ます!
次回、どうぞご期待下さい
おわり

スピニングリールでのサミングのお話

え?スピニングでサミング??
っと思った方は、すごーく上級者のアングラーの方か釣りを始めたばっかりの初心者の方かの
どっちかなんじゃないかな~と思います
まあ、ベイトリールでは普通にやるはず・・・ってか、サミングしないとバックラ食らっちゃうから
キャスト毎にせざるを得ないのがこの「サミング」っていうやつなんだけど、これをスピニングで
するの?っていうのが今回のお話。

で、最初になぜ「上級者か初心者のどっちか」っていったのかってのは、まず上級者さんなら
スピニングでサミングという行為は絶対出来ないことを知っているから。
なぜならサミングというのは、親指を使って放出されるラインを止める行為を差すものなので、
スピニングでは親指の位置の関係から物理的に不可能であることが分かる。

実は「サミング」っていう言葉は、英語で言う親指=「thumb」 からきてるってのは豆知識
この thumb を実際に英語の発音で聞いてみれば なるほドリw(0:20あたり) ↓


サムって言ってるwww
つまり「サム」を「ing」するから サミング ってわけですね
逆に初心者さんの場合だと、そもそもサミングって言葉自体知らんわーってのがその理由

でも、それ以外の普通のアングラーでも、スピニングでサミングって聞けばなんとなーくこれかな?
っていうのが思い浮かぶと思う。多分みんなが思ってるのはこれ。 ↓

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これ、正式にはフェザーリングっていいます
やってることの意味自体はサミングとほとんど一緒なんだけど、親指ではなく人差し指でラインを
止めてあげるのがフェザーリング。フェザー(feather=羽)のように軽いタッチで止めるってのが語源。
で、このフェザーリングって一体何のためにするの?ってのが今回のテーマ。

ちなみに皆さんはフェザーリングって実際やってる??
周りのアングラーなんか見てても、特に海でやってる人なんかほとんどやってない感じだけど、
意外なことに実は僕、これちゃんとやってます(笑)
ほぼ無意識というか一種のクセみたいなもん。

まず、これをするメリットとして最も大きいのはライントラブルがほとんど無くなるという点。
そしてもう1つ超重要なのが距離を(そこそこ)正確に投げれるという点。
この2点がフェザーリングをする意義と言っても過言ではない

というわけで、そのフェザーリングの意義を順番に見てみましょうかね☆
まずは最初の「ライントラブルが激減する」という点について。
これは、ライトリグになればなるほど、ラインが固ければ固いほどよくトラブルが発生するんだけど、
アングラーにはすっかりとお馴染みのこいつ ↓

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でましたピョン吉君www こいつ超悪いやつwww
こいつのせいでどれほどラインが虎舞竜 したことか・・・
なんでもないようなことが幸せだったと思うほど、このピョン吉君が出た次のキャスト後は悲惨。
この有様ですよ。。 ↓

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Oh・・・・orz
まあ、これは皆さんも何度かは必ず経験したことがあるんじゃないかと思います。
この悪名高き通称「ピョン吉君」、じゃこいつが出来てしまう原因は何なの?というと、
ズバリ!キャスト後の糸ふけを取らずにラインを巻き取るから。

なんていうか表現が難しいんだけど、キャスト後にラインテンションがかかってない状態
(=スプール上のラインがボワ~っとしている状態)で、そのままベール返してラインを
巻き取るときに、このピョン吉ができちゃうってことがほとんど。
だったら、キャスト後にラインのボワ~っと感を出さなければこのトラブルを未然に防ぐことが
できるんじゃね?って考えるのが常套
そこで登場するのが最初にお話ししたフェザーリングですよ
要はベイトでいうサミングと同じ原理なんだけど、スピニングの場合はちょっとだけ要領が違う。

まずはキャスト時。リグが空中を飛んでいる状態(=着水前)の時のことだけど、
このときはこんな感じで出ていくラインに指で抵抗をかけてあげます。 ↓

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写真のような位置(スプールエッジのやや前方)に人差し指を出してあげる感じ。
この時のポイントとしては指先に力を入れないこと。
なんとなくだら~んとした感じで写真の位置に指を出してあげることが大事。

こうすると、スプールから出ていくラインが指の腹の部分に軽~くポンポンってあたるわけ。
指にラインがあたるということは、それだけ出ていくラインに抵抗がかかってるという
ことにもなるので、その抵抗を大きくすればするほどキャスト距離が短くなる。
その抵抗の量は指の腹とスプールエッジとの距離によって調整します。

・ スプールに指を近づける=抵抗が大きくなる=飛距離が抑えられる
・ スプールから指を遠ざける=抵抗が小さくなる=飛距離が伸びる


↑ ざっくりいうとこんなイメージ。これによって飛距離をコントロールします
で、リグが着水したらすぐにこう ↓

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指とスプールの距離をグッと縮める。ってか軽く触る感じ。
ポイントとしてはギュッっと指で押さえてはダメ。あくまでも軽く乗せるのがGOOD!
ベイトのサミングの場合だと、ギュッと親指でスプールを押さえてブレーキをかけるけど、
スピニングの場合は、同じことしても原理的にそこまでのブレーキが効かないし、
逆に指にラインが引っかかったりといったトラブルの原因が増えるだけ。

つまり、飛距離の調整は最初に書いた「指にポンポンとあてる抵抗の加減」で調整し、
着水時にスプールエッジを触るのはブレーキが目的ではないってこと。
じゃ、何が目的なのかというとズバリこれ。
ライントラブルを出さないようにするため

最初の方で書いた通り、スピニングのライントラブルの原因は、キャスト後の糸ふけを
取らずにラインを巻き取るから。で、その「糸ふけ」はどうして出来るかといえば、
リグが着水した後も、勢いで余計なラインが出てしまうから。
だったら、着水後に余計なラインが出ないようにすればいいでしょ? だからこれですよ ↓

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軽く押さえる。これで必要以上にラインが出ない
たった指1本出すだけでキャスト時のおおまかな飛距離調整とライントラブル防止ができる。
これこそがフェザーリングの意義ってやつです

ね?簡単だしとっても有意義でしょ? でもこれ、昼はリグとか見えるけど夜は見えないから
着水なんて分からないよって思った方、実は夜でもちゃーんと着水は分かるんです。
どうやって着水を判断するかといえば、キャスト後にラインが指にポンポンとリズムよく
あたってるのが止まった時、それが着水の合図。ここでラインを止めてやればおk
これだけで余計なラインが出ないのでトラブル激減

ただねー このフェザーリング、僕の場合は釣りを始めたときに買った「バス釣り入門」みたいな
本でこのフェザーリングってやつを知って、やれ!って書いてあったからやらなきゃいけないもんだ
と思って自然とやってた。それが身についちゃって今でも無意識にやってるわけで、そのクセが
付いてないと今から始めるのはかなり意識しないと難しいかも。

やはり最初が肝心。最初に基本をしっかりとマスターしておくことはとっても大事。
で、このフェザーリングをするにあたってもう1つ重要なのがロッドの握り方。
基本中の基本であるこの握り方、正しいグリップはこれです。 ↓

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ツーフィンガーグリップ。これが正解。
リールフットの足の部分を中指と薬指の間に挟んで握る。写真で見るとこう ↓

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リールの足を左右2本ずつの指で握る感じですね
もう1点大事なのは親指の位置。これは大体ロッドと平行に握ります。 ↓

001
これでおk
こうするとフェザーリングするときに人差し指はどういった位置にでるか?
これもちょっと写真で見てもらった方が早い。 ↓

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位置感が分かりやすいようにベール下ろしてあるけど、大体この位置に指先がくるはず。
拡大してみるとこんな感じ ↓

011
遠からず近からずで実にいいポジショニングw
これ以上指先がスプールエッジから離れてても近すぎても、うまくフェザーリングは
出来ません。(経験談) 特にラインを指腹にポンポンあてるのが難しい。

ただ、この基本中の基本であるツーフィンガーグリップをしていない人って結構いる。
我がSBPのメンバーもかなり目茶苦茶(笑)
じゃ、ツーフィンガーでなくて我流の握り方してるとどうなるのか?っていうのも
せっかくなんで見てみましょうか まずはワンフィンガー?の場合 ↓

003
これはよく見るタイプ。指1本
ただ、重いリグを100メートルとか飛ばすような釣りしてる人はこれで全然かまわないし、
疲労感軽減の意味もあってむしろ正解かもしれないけど、バスやシーバス、ましてやメバル
なんていう釣りをする場合は絶対ダメなグリップ。
なぜならこれだと人差し指の位置はこうなる。 ↓

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指先が絶妙にスプールエッジに届かない。
それに加えて握り込みが不安定になるからそもそもフェザーリング出来ない。
じゃ、次にスリーフィンガー(?)だとどうなるか? ↓

007
これは斬新www ってか小指の付け根が痛そうwww
さすがにあまり見ないタイプだけど、この場合だと指先の位置はこうなる。↓

008
バリ出www ライン触れないしwww
これではフェザーリングすること自体全く不可能なグリップですね
最後に登場するのが真打ち!全フィンガーグリップ!(笑) まあ見てみましょうw ↓

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もうね、そもそもキャスト時にラインを指先に
引っかけれないところが(笑)

見るまでもないけど、この場合の指先の位置はこうなる。 ↓

006
いやいや、こんなん無理だってwww
ここまで見れば分かる通り、基本であるツーフィンガーグリップじゃないと、そもそも
フェザーリング自体が出来ないってことになります。

何度も言うけど基本が大事
基本ができてないと他にも影響が出る。

そんなわけで、今から釣りを始めようとか、始めたばっかりなんて人は素直にツーフィンガー
でグリップすることが必須。それとフェザーリングのクセを付けておくことも大切。
クセさえついてれば全く意識しないでも自然と指が出ます

飛距離も調整できるし、何よりもライントラブルがほとんど無くなるんで、やって全く損にはならない!
皆さんも正しい握りで楽しいキャスティングを
・・・なーんて長々と色々書いてみたけど、あのキャストの神様である村田基さんが
ズバリ簡単に要点を言ってくれてますねw 最後にこちらをご覧頂いて本日はお別れです ↓



おわり
プロフィール


メンバー紹介

淡水から海水まで、バスロッド1本であらゆるターゲットに挑む大阪のフィッシングチーム。

※当ブログはリンクフリーです







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