SUPER BORA POWERS

大阪湾奥のルアーフィッシングチーム

エギング (イカ)

エギング遠征2016!日本海・丹後に挑む☆

まーいいことないんだよ、遠征って。
十分な下調べと場所の選択、多額の費用をかけて周到な準備をもってしても
なかなかうまくいかないのがこの「遠征釣行」。

遠征っていうと、普段行ったことがないところにぶっ込んで行くのが常なもんで、
着いてみたらネットで見た情報やら場所のイメージとずいぶん違うぞ!ってことが
多々あるのも仕方ない。
特に「流れ・水深・根の荒さ・風の強さ」なんていうような、ネットで上がっている
写真や情報なんかだけでは分からない「目に見えない部分」については、
ほんと行ってみないと分からない。


僕らも遠征ではそういった部分で毎回苦労しているんだけど、その場所に1度でも
行ったことがあるかどうかで、その点の苦労度合いってのが大いに違ってくる。
一度でも行ったことがある場所なら、そのエリアの釣りに関する大まかな情報が多少なりとも
自分の中にインプットされているわけで、もし今回がダメだったとしても、次回に活かせる
なんだかの有益な情報を持って帰ることができるわけです。

そうやって自分で得た情報をもとに、次の釣行時期であるとか、タックルの準備なんてのを
組み立てることができるという点が非常に有効。
そのインプットされた情報を活かすことができるかというのが今回の遠征なわけ

今回の遠征は「日本海 丹後」でエギングです
ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思うけど、こちらの丹後、実は昨年も行ってる。↓
昨年の記事 → エギング遠征!日本海・丹後に挑む!

昨年はちょうど今くらいの時期である10月22日に行って来たんだけど、結果は惨敗
会長と2人で深夜~明け方まで夜通しで頑張って、わずか4杯という散々たる釣果・・・。
わざわざ有休までとって、しかも大阪から200km近く走ってこの体たらくですよ。。
その時の反省点と課題がこちら。↓
・ 釣行時期が遅すぎた。
・ 思ってたよりどこも超シャローだった。
・ 外海は波が高すぎて打てない。港内しか打てない。

という3点。

順番に見て行くと、1つめの「時期が遅すぎた」というのは完全にそのまんま。
周りに誰もエギンガーがいないし、墨跡も全然無い。
さらに、10月も末ともなると北風がかなり強くてまともに釣りができないわけ。
多分1ヶ月ほど行くのが遅かったんじゃないかという印象でした。

2つめの「思ってたよりどこもシャロー」っていうのは、事前にネットなんかでこのエリアの情報を
調べててある程度シャローであることは分かってたけど、その想像より遙かにドシャローだった
ということ。全体的に水深2mもないところばっかで、ヘタすると1mもない港湾も多数。
さすがにここまで浅いとこばかりとは思ってなかった。

3つめの「波が高すぎて外海は打てない」という点については、これも普段大阪湾で釣り
してる僕らにはとても想像できなかったこと。
もうね、テトラに当たる波しぶきが
20mくらい上がっちゃうレベルw(←本当)
こんなんテトラに乗って外海を打つなんて到底論外。

ちょうどあれだ、台風のときにテレビでやってるような海の風景。これと全く同じ。
大阪湾周辺ではエギング=テトラの外側ってイメージが普通だと思うけど、テトラの上なんか
立てるわけもなく、もちろんその堤防の上にすら立つことができないほど恐ろしく波が高いわけ。
そんなことも含めて、ここ丹後では港内でしかエギングができないという結論になったわけです。

この3つの反省点と経験を踏まえて、今年はベストと思われるシーズンに行くことと、
昨年行ったフィールド状況を十分加慮してのリベンジマッチです
行って来たのは先月9月16日。
今からちょうど1ヶ月前くらいになるんだけど、これは昨年の経験から逆算して決めた
ここ丹後のエギングは、10月では完全に遅い。恐らく9月中旬がベストな感じ。

場所というと昨年同様、丹後半島最北部一帯。 ↓

001

写真の赤枠部分にある港湾やら漁港やらを一気にランガンする作戦です
で、今回は「午前中出発→夕方~半夜を狙う」という、夜釣り専門の僕らからすると
ちょっと変則的な釣行スケジュールを敢行。

昨年は、会社終わってから出発→深夜着→早朝までエギングという、地獄のスケジュール
設定をしてしまったもんで、帰りの車内は披露&睡魔との戦い・・・
このスケジュール設定も前回の経験を活かした点のひとつ
これで計画全てが万事ぬかりなし
後はどれだけ釣れるかってだけですな

そんなわけで、午前10:00に大阪を出発した今回のSBPエギングメンバーというのが
僕、会長、チャーリー、ピザの4人。
全員有休をとっての平日釣行です(笑)


早速釣りの準備を済ませ、大阪を出発すること約3時間半で高速終点である「与謝天橋立」に到着
やっぱ昼間の移動は気持ちがいい いつも真っ暗の中を移動してるけど、
今回は景色が見れるもんね これだけでも気分的に全然違う。
で、インターを降りてすぐ目の前に、何とも物欲をそそる建物を発見! ↓

002
フィッシング ナカジマ さん
まさかのインター降りてすぐに釣り具屋さんがあるとかwww
ここで時間は昼の1:00すぎ。
なんせ今回は時間にたっぷりと余裕があるもんで、もちろんこちらの釣り具屋さんにも
よろこんで寄らせてもらいまっせ!

店を入るや否や、メンチン(一番目立つ場所)にドーンとエギが大陳列
読み通り、やっぱり今この辺りの旬は「アオリイカ釣り」ってことですね
ただね、なんかちょっと陳列されてるエギに違和感を感じる。
何がかって、メンチンのほとんどが「2号エギ」

普通、エギコーナーっていったら2.5号とか3.5号とか、そのあたりがメンチンに
あるでしょ? なのに「2号」ですよ?つまり、この店の売れ筋エギは2号ってこと
2号がメンチン置き=一番売れているという状況から察すると
・ 釣れるイカのサイズがあまりにも小さい
・ 超ハイプレッシャーで2号くらいでないと乗らない

の2択が濃厚。
どっちにしてもすごく残念な件・・・

まあ、今回は港内の釣りになることは予想していたんで、僕らも2号エギを準備しては
いたけど、早速こんなの見せられると不安の色は隠せない
そんな一抹の不安を抱えながら釣り具屋を後にし、次に一同が向かったのはこちら ↓

003
「橋立海産センター」です。
ここでの目的はお土産なんかではなくこちら ↓

004
絶品!海鮮丼!! 超美味そうwww
やっぱお昼出発の釣行はいいわ こういう地のものを食べることができるもんね
ちなみにこのあたりで有名な海産物は「いわし」と「鯛」らしい。
そんな地のもので溢れた「絶品!海鮮丼!」をもれなく全員が注文
待つこと数分であらわれたその海鮮丼とは ↓

005
実に普通。
ごく一般的な海鮮丼でワロタwww
名物のイワシは完全に丼の外へ、もう1つの名物「鯛」なんかいやしねえwww
それでもこういうところで食べる海鮮丼は美味いに違いないと信じての実食 ↓

006
二人 「・・・・うん、普通。」
以上、コメントに困るほどあまりにも普通すぎる海鮮丼を食べた後は、いよいよ実釣
前座であるデイエギングへと向かいます

とはいっても、まだまだ釣れる時間帯には程遠いお昼の3:00。
こんな時間からメインエリアを打つのは尚早ってことで、デイゲームはそこそこ釣れる
可能性があって移動時間がかからない場所ってのをあらかじめ決めてました。
そのフィールドがこちら ↓

007
丹後半島「蒲入(かまにゅう)漁港」です。
ここに行くまでに、エギングの聖地といわれる「伊根」を通り過ぎるわけなんだけど、
なんせこの伊根ってところは、駐車場に困ることと、人が鬼のように多いのでパス。

さらに今回のメインエリアは丹後半島最北端部周辺と決めているので、その道中に
位置する大型漁港「蒲入漁港」にてデイエギングをすることにしました

この漁港は昨年も少しだけやってるんだけど、初めてサイトでイカが見えた場所。
その時は墨跡もたっぷりあったので、この時期であれば間違いなく期待できる
ちなみにこの漁港の雰囲気はというとこんな感じ。 ↓

009

008
ね?すごく釣れそうでしょ?
1枚目の写真が僕が打った場所の風景で、2枚目の堤防先端にいるのが会長とピザ。
距離にして50mくらいのところだけど、墨跡がバキバキなのが堤防先端部。
ここにうまいこと2人が入れたわけで、例えこんな時間であっても期待値は◎
そんな高鳴る期待を胸に、いざデイゲームスタートです

・・・・と、いきなりまさかの一投目 ↓

010
釣wwwれwwwたwwwしwww
一投目とかちょろすぎワロタwww

さすがは日本海。どこぞの淡○島とはポテンシャルが違う(笑)
まだ昼の3時くらいだというのにまさかの一投目でこれとか
これは楽勝ムードですわwww

・・・と、思ったのもここまで。

↑ というのが、これまでのいつものパターンなんだけど今回は一味違った ↓

011
はい、さらに数投でアオリ追加
って、本当に今日は楽勝ムードってことでいいんすか?(なぜか困惑)

このあたりはというと水深約2~3m前後とやや浅めの感じなんだけど、なんせ根が荒い。
ここでもう1回この場所の写真見てみて。↓

009

手前側はテトラが入っていて、さらに沖目には岩礁やら藻やらがわんさか入ってる感じ。
しかも、ちょうど漁港の入り江になっている場所なので潮も複雑というポイント。
確かにイカが釣れる条件はバッチリ揃ってる
ただ、こんな理想的な場所を地元のエギンガーが放っておくわけがない。
もうね、打たれまくっててスレまくりなわけですよ

実際、偏光グラスで水中を見てみると結構な数のイカが足下まで追ってきてるんだけど、
エギを抱くまでには至らない。ほんと一定の距離を保ったまま着いてきてるだけ
で、キャストを繰り返す毎にどんどんイカが着いてくるんで、足下付近にはかなりの数の
イカが集まってるんだけど、これをなんとかして釣ろうとしても一切ガン無視。
全くエギに興味を示さない。これがスレの怖さ。

そんなわけで僕の打っていた場所は、イカがスレるまでのわずか数投でピークは終わった
わけだけど、防波堤先端という一級ポイントで打っていた2人は案の定坊主。
それこそスレっぷりも一級ってことです。
イカは絶対にいるんだけどどうやっても釣れない。
人気のフィールドってのはこういった要素もあるから非常に難しい。。

と、ここで予定していた2時間が経過し、あたりもだんだんと暗くなってきたところでデイゲーム終了。
いよいよここからが本番 ナイトゲームに突入です
夕間詰めから夜という激アツタイムの舞台となるのは丹後半島最北部! ↓

001
この赤枠一帯をどんどん移動してランガンしていきます
このあたりには小規模な漁港がポコポコと乱立しているんで、それらの漁港という漁港を
短時間でどんどん移動していって効率よくイカを釣っていく作戦
昨年も同じ場所をまわってるんで大体の土地勘は把握してるんだけど、今回は時間もたっぷり
あるんで、昨年よりも移動範囲をさらに広げて、ほぼ全ての漁港を打っていこうという魂胆。
果たしてこの超ランガン計画が吉とでるか凶とでるか・・・。

最初に向かったのはカニの水揚げで有名な「間人漁港」。
「間人」と書いて「たいざ」って読むんだって。んなもん読めるかよwww
ここに着いたときには日が沈んでしまって真っ暗だったんで、漁港の写真とか撮れなかった
んだけど、ここ丹後半島の中では恐らく最大規模の漁港だと思う。
広くて足場もいいし、明かりも効いてて水深もほどよくあるしでとっても釣りやすいんだけど、
なぜかエギンガーの姿が一切ない。
加えて墨跡もほとんど無い。

う~ん、これだけ広大で釣りやすい漁港なのにこの不人気っぷりはなぜ?と、少々不安に
なるも、まあ平日だしこの辺では地元の人もエギングなんてやってないんだろうと、なんとも
楽天的な推測のもと、早速エギングを開始!
・・・するも、全くもってノーな感じ
なにがダメかって、根になんにも無いってとこ。完全な砂地。

これまでの釣行で、アオリは確実に底にある藻や岩みたいななんだかの「根」に着いてる
ことが分かってたので、根に何も無いということはアオリの着き場がないということになる。
これではふらっと入ってきた回遊アオリ以外、狙って釣るのは難しい。

そんなわけで、夕間詰め付近の一番おいしい時間帯をここ間人漁港で無駄打ちして終わり、
次なる漁港へと向かいます。
向かったのは、昨年デイ&ナイト共に釣れた実績のあるこちらの漁港。 ↓

022
尚、漁港の名前は不明。
いやね、別に場所を教えたくないとかそういうんじゃなくて、本当に名前が分からないってか
どこにも書いてないの。この辺はまじでそんな漁港ばっか。

そんな名も無き超小規模な漁港なんだけど、ここはさっきの間人と違ってすこぶる根が荒い。
あたり一面岩礁帯になってて、もっさりと藻が生えてる感じ。
その上水深1~2m程度しかない超シャローエリアなんで、根掛かりは必至
そんなエギロストのリスクと裏腹に、この荒れた根にしっかりとアオリが着いてるわけ
ということで、早速ちょいちょいと探ってみるとやっぱりいた ↓

012

がっつり横抱きでやる気十分
やっぱアオリは「根」だ。
昼に行った蒲入漁港もそうだけど、しっかりした根のあるところには確実にアオリがいる。
これだけ水深の無い浅瀬であっても、根さえしっかりしてれば釣れる
ちなみに、こういった水深がほとんどないエリアでのエギングアクションはというと ↓

000
① 着水後フリーフォールさせる
水深3mくらいまでであれば、あえてエギを着底させる必要は無い。
これくらいの水深ならエギがどのレンジに居てもイカはエギに気付いて近づいてくる。
よって、着水後は少し間をおいたら(5秒程度)ベールを返し、すぐに糸ふけを取る。

②チョーンと少しだけ強めのしゃくりを入れる
糸ふけを完全に取ったらロッドをスーっと持ち上げるようなイメージで1回だけしゃくる。
ポイントは「やや強め」程度のしゃくり。決して思いっきりバシッ!としゃくらないこと。
ここで思いっきりしゃくると、イカが警戒するわエギが海面から飛び出したりするわで
いいことが全くない。

③ちょんちょん♪とエギを左右に軽くダートさせる

スーっとエギを持ち上げきったところで、チョンチョン♪と軽くロッドをはたいて
エギを左右にちょっとだけダートさせる。これが非常に効く。
しゃくり上げた後、バスでいうなら「ドッグウオーク」させるイメージ。
このアクションを入れるか入れないかだけで、エギを抱く率がうんと変わってくる。
これについては、アクションの有無で差を検証したことがあるので恐らく間違いない。

④アクション後は再びフリーフォール
アクション後はテンションフォールではなく絶対にフリーフォール。
テンションフォールでは不自然な格好でエギがフォールするし、エギが手前側に
寄ってくるので長い距離をゆっくり引いてこれなくなる。
イカは100%このフォール時にエギを抱いてくるけど、抱いてすぐに離すようなことは
ほとんどないので、じっくりと抱かせてあげておk。
フォールの時間もシャローであれば5秒ほど。これで2.5号のエギなら1m沈む計算
になるけど、イカがエギを抱くのは③のアクション後すぐってのがほとんどなんで、
それほどフォールの時間をとってあげる必要は無い。

って感じ。まあこれは僕の場合ということなんで、ご参考まで
こういったシャローエリアだとイカも相当警戒心が強いんで、
エギが飛び跳ねるようなしゃくりは御法度。
ロッドがシュッパン!シュッパン!鳴ってるようなしゃくりなんてシャローでは絶対ダメ。
こんな感じのしゃくり方で、ここから色んな漁港(どれも水深1~2m程度)をまわった結果 ↓

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といった感じで、ちょいちょい程度に釣れる
正直20本くらいは釣りたいと思ってたんだけど、この時期だとさすがにエギンガーが多くて
なかなか思った場所に入れないのと、プレッシャーが高いもんで大釣りは厳しかったです
それでも、なかなかいいサイズのやつが結構混ざって、最終釣果は ↓

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やなかつ 8杯
ピザ 5杯
会長 1杯
チャーリー 0杯 ←※厳重注意

という結果にて終了しました。
2年連続で遠征した丹後エギングだけど、またもや残念な結果に終わってしまった・・

丹後半島最北部の名も無き小規模漁港を10ヶ所近くランガンし、終わってみれば
深夜12時を超えるまで頑張った今年の日本海遠征。
大阪帰着はなんとこの時間・・・。 ↓

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深夜3:40・・・
昼の10:00に出発して、帰着が深夜4:00前・・・つまり、延べ18時間釣行 orz
日本海ともなると、移動時間だけで往復5~6時間もかかっちゃうんでどうしてもこうなる。
苦労した割には、毎回なんとも情けない釣果なわけで、この日本海エギング遠征は
残念ながら今年で最後。
来年からはどこ行こうか?

ということで、来年の下見を兼ねるべくして ↓

100
行って来ました!淡路島w

今回初のフィールドとなる淡路島「西岸エリア」。
こちらも丹後同様シャローエリアが広がるフィールドですが、似たような状況で結果は
どうだったのか?
これがまた意外にも・・・ということで、次回は「晩秋の淡路エギング」の様子をお届けします。
おわり

エギング遠征!日本海・丹後に挑む!

毎秋恒例 エギング遠征!!
今年も行って来ましたよアオリイカ! 

ただ、ここ近年のイカ釣り遠征はほんと良くない。・・・ってか全然釣れてない
昨年だって有休までとって淡路行ったのにこの体たらくですよ。。
(参考) 昨年の遠征エギングの様子 

大体ねー、この「淡路」って場所がダメだ。毎年毎年ここ行って良かったためしがない。
数年前までは結構良く釣れてていい思いもしたんだけど、ここ最近は全くダメ。
そろそろその思い出たちに見切りをつけて、新規フィールドを開拓すべき時期が来た
とはいってもどこに行けばいいのか?
ここ大阪からなら候補として一番最初に頭をよぎるのはもちろん和歌山。
和歌山っていってもそれこそ南端の白浜方面が理想なんだけど、ここはとにかく人気も
人気で人が多いのが難点。せっかく遠出するならゆったりと釣りを満喫したいわけ。

そうなると、他には明石超えて姫路方向なんかも候補にはなるんだけど、そちらとなると
今ひとつ釣れてる感がない。もはや淡路でいいだろって雰囲気。
う~ん困った。。淡路に行かないとなると代替フィールドに乏しい・・・
と、ここでこの前行った来たキャンプのことを思い出す。
ん?そういや俺、今年すでにアオリ釣ってたわ!ほらこれ ↓

013

これ、シルバーウイークに家族で丹後へキャンプ行った時の釣果なんだけど、人生初の
デイエギングだってのにポンポン釣れてた そうかそうか!ここ行ったら釣れるわw
そうだ 京都に行こう(確定)
ここだったら今年・・ってかつい最近釣れたという実績もあるし、周辺にまだまだ他にも
漁港やらの釣り場がいっぱいあるしで、もし一ヶ所で釣れなくてもいくらでも潰しが効くから
遠征するにあたって一番怖い「釣り場選択ミス」ってのが最小限に抑えられそう
ただねーなんせそこは日本海。なんせ遠いのですよ。 ↓

001
大阪から約170kmという日本列島縦断の旅(遠い目)
地図見てると琵琶湖行くのなんか可愛らしいレベル 
とはいっても、そのほとんどが高速だし、実際には2時間半もあれば行けるんじゃね?
って気もしてきたところで、次は相棒(一緒に行く人)捜し。

今年はかなりの長距離遠征なんで、他の釣り人を気にせずたっぷり&ゆったりと思う存分
エギングを楽しみたいわけですよ。となると土日に行くのなんか論外。
せっかくここまで遠出して人大杉とかだとがっかりでしょ?
となると今年も昨年に引き続いて平日有休フィッシングになるわけだけど、
有休とってまで一緒に行ってくれる人なんて早々居ないし・・・
あ、ごめん1人おったわ。この人www ↓

007
ミスター釣りバカwww会長www
この人、水さえあればそこに魚が居なくても無心でロッドを振り続けることができるという
キングオブ ”no think(←考えないの意)” アングラー、略してノーシンカー(笑)
早速ご一緒してもらえないかと聞いてみると
会長 「おおええやん行こう行こう(←食い気味の即答w)
いや~頼りになりますよ相棒
ってことで、あっさりと話はまとまっていざ日本海へ出撃!実に楽しみ
行って来たのは先月の10月22日。潮は長潮で少々条件は悪いけど、そこは日本海。
多少潮周りが悪くても、あれだけ外海が荒ければ影響は限定的とみる
で、実際どのあたりに行って来たかといえばこちら ↓

001
この地図の一番上の赤い部分、いわゆる丹後半島の先端付近です。
このあたり一体は全面磯場で、外海こそ大荒れなんだけど、ところどころにある小規模な
漁港内はきわめて波もおだやかで釣りやすい。写真で見るとこんな感じ ↓

006
堤防向かって右が外海側で左が港内側。
分かりやすいくらい差があるでしょ? ちなみに外海はとてもエギ投げて釣るような
状況じゃ無いくらいのババ荒れ。もう港内でしか釣れる気がしない。

で、今回の目的地である丹後半島はというと、かなり小規模ながらもぽつぽつと漁港が
点在してるわけ。その漁港たちをどんどんランガンして釣りまくろう!ってのが今回の作戦
もちろん今回のエギングは「ナイトゲーム」
短時間のデイゲームであの釣果なんだからナイトゲーともなれば・・・そりゃもうね^^
ってなわけで、早速入念に準備を済ませて会社の終業時間とともに現地へ出発!

予定では 7:00大阪出発 → 9:30頃現地着 って感じだったんだけど、
まさかのハプニングにより大幅に予定が狂う それがこれ ↓

002
京都縦貫道夜間通行止めのおしらせ(ヨロシク!
ってそんなん聞いてねーしww しかもその距離40kmとかどんだけww

え?これマジですか?40kmもの区間が通行止めってありえるん??
そうなるとですねー、予定では高速約140km+一般道約30kmのはずだったのが
高速100km+一般道70kmという絶望的な状況になるわけで・・・

結局、おしらせの通り京丹波わちICであっさりと下道に降ろされ、車一台がやっと
通れるくらいの名も無き山道をひたすら走り、現場に着いたのはというと夜11:00・・・。
道中 4時間もかかってる件(泣)
こんなんもう旅行ですよ旅行。。釣りに行くための移動時間じゃねーし。
みなさんも遠征する際は交通事情をよく下調べしておくことをおすすめします

もうね、だいたいいつもそうなんだけどね、こういうハプニングがあるときって決まって
釣果の方はお察しなわけなんですよ。ここからの挽回とか今まで経験したことがない。
そんなわけで、今回も最初の現場に着くやいなや嫌~な予感はしてたんだけど、
その予感は例外なく的中することとなる。
まず最初に着いた漁港が「間人(たいざ)漁港」。
この辺では比較的大きな漁港で明かりも効いてて非常に雰囲気は◎!
足場も良くて比較的水深もあり、潮もほどほど効いてるし見た感じ釣れない理由は
本当に全く見当たらないんだけど、肝心のアレも見当たらない。
そのアレってのは?というと、そうです、「墨跡」です。
こんだけ雰囲気抜群なのに、この時期に墨跡がほとんどないというのはどういうこと??
考えられるのはこの2つ
① イカがいない
② エギンガーがいない

まあ、この辺は場所が場所だけにわざわざ遠方からイカ釣りに来るようなところでもない
ってことと、山奥の田舎なんで地元民自体も少ない=地元アングラーも少ないってことも
あるんだけど、現場には少なからず地元アングラーは何人かいた。
となると正解は②のエギンガーがいないってのではなくて・・・
イカがいねえってことだよ。
いわせんなよ恥ずかしい(悲壮感)


僕的には今回の遠征でこの 間人漁港 こそがメイン釣り場の予定で、本来ならここで数杯、
いや、大げさじゃなくて本気で数十杯釣ってから気分上々で他の漁港をおまけ程度に
回る予定だったわけ。なのにいきなりこの様ですよ・・・orz

のっけから出鼻挫かれた感満載ながらも、あきらめず漁港内を歩き回って打ちまくったけど
残念ながら1杯の釣果も得ることが出来ませんでした
こうなると以後の予定が一気に狂う。
というのも、ここ丹後半島は本当に小規模も小規模な漁港しかなくて、ここ間人漁港が
唯一まともな「漁港」と呼べるような大きさの漁港だったんだけど、ここでダメとなると残すは
アングラーが2~3人入るのがやっと程度の場所しか残っていない。

そんな釣れるかどうかも分からない、しかもランガンできるほどの大きさもない小場所を
回ってみたところで釣れる気がしないわけですよ。
でもね、やってみるもんです
そんな超小規模漁港を何カ所か回ってみると、ついに念願のあの感触が ↓

003
やっとwww釣れたしwww
これはもう涙が出るくらい嬉しかった一杯(笑) いや~こいつ釣れるまで長かったっす

この漁港、名前すらあるのかどうか分からないレベルの超小規模漁港で、僕と会長が入ったら
もう満員状態。他に入れる隙間はありませんw この辺はそんな程度のとこばっかでっせ?
しかもやはりここも墨跡がほとんど無かった。
あってもそうとう古い感じのばっかで、ここ最近釣れたような墨跡はどこ行っても皆無に近い。
これが本当に不思議でならない。
気をよくして次の1本を目指してシャクリ続けていると、隣の会長が興奮気味に
「つ、釣れた!!」の一言
会長の方を見ると、そのロッドのしなり具合から見てもかなりの大物の気配!!
この状況でこいつを落とすわけにはいかないってことで、慎重に巻いてくるとついに! ↓

004
・・・足、2本ほど足りてませんけどこれは
ってかなんで毎回必ずタコ釣るんだよwww毎回www
もうね、この人狙ってるとしか思えん。自分では「エギの着底がさっぱり分からん」なんて
言っておきながら、しっかりと底取ってこれ釣ってくるのは何故ですか?(笑)

まあタコだったにせよこの漁港でついにイカとタコが釣れたわけで、とりあえず坊主は回避。
このまま次の漁港を目指し、さらに奥へ奥へと車で移動していきます
・・・が、その後の漁港も全くの不発。とにかく釣れてる気配が全くない。
やっぱりエギングにおいて、「墨跡」ってのはとても重要なんだと再確認しました。
それは釣れてるポイントを特定するための意味というよりはむしろ
モチベーションを維持するために非常に重要。
知らない土地で初めてエギングをするにあたって、堤防が真っ黒になってるだけで自ずと
テンションが上がって「よし!釣るぞ!」って感じになるでしょ?
逆に初めての場所で墨跡がないってだけで「本当にイカがいるのか?」って疑心暗鬼に
なっちゃって、本当はもっと丁寧に打てば釣れてたかもしれない場所であっても、
さっと流して簡単に見切っちゃう。これが悪いクセ。
そんな意味で墨跡の有無って大事だなーと痛感しました。

さて、このへんで時刻はそろそろ朝間詰めを迎えそうな4:30。
今回のフィナーレを飾るにあたって、この朝間詰めってのは最後にして最大のチャンス!
ここはもう、名の知れない漁港達におさらばして、実績のある港へ行くのが賢明
ってことで最後に向かったのが、イカ釣りのメッカでもある有名な港
蒲入漁港へと一気に移動します
着いたときはまだ薄暗くて墨跡もよく分からなかったんだけど、日が昇ってみるとこの通り ↓

013

012
ぶっかけられちゃってもうwww ベタ黒(笑)
やっぱ有名ポイントはポテンシャルが違う。こんなん今まで見たこと無いわ

ただね、このポイントに入れたのは先客が居なくなってからのことなんで、実際は
それほど墨跡のないポイントで細々と長いこと打ってました。。
でもね、それでもやっぱ釣れる漁港は釣れるもんです☆ ↓ 

007

ドン!と会長が早速の1本!しかもデカいwww ↓

008
3号エギが可愛く見えるくらいの良型アオリGET
さすが会長!やるときはやる男ですね^^ で、僕の方にもやっとこさ・・・ ↓

009
サイズはまるで残念ながらも嬉しい1本
完全に日が昇ってからの釣果です これはまだまだいけるか!?なんて期待したんだけど
残念ながらこの2本で終了~ 後が続きませんでした。。

この後、最初の写真にあった墨跡ベタ黒ポイントへと移動したんだけど、さすがに先客さん達が
バキバキに釣りまくった後ってこともあってか、残念ながらここでは釣れず・・・orz
ちなみにこの蒲入漁港って場所、雰囲気はこんな感じ ↓

005
 
010
 思ってたより広大な漁港で、人気のポイントは写真2枚目の赤灯付近。
ここには平日にも関わらず暗いうちから数名のアングラーがいらっしゃいました 
そして特筆すべきはこの水質! ↓

011
 大げさじゃ無くて完全に水道水レベル
まるでぞこぞの湾奥とは違う(笑) 偏光グラス掛けてたら底まで丸見え状態ですよ。
実際、エギングしてるとイカがわらわらと集まってくるのが見えてすごく興奮したんだけど、
びっくりするほど見切りが早い
最初の1投くらいは興味津々でエギに追随してくるんだけど、2投目以降は
春先のバスを超えるほどの完全ガン無視っぷり
はじめてのサイトエギングってことでかなり期待してたんだけどね、アオリイカってのは
非常に賢いです。バスなんか比じゃ無いくらい見切りが早い。全く甘くない件。

そんなこんなで、今回のエギング遠征も見事なまでの完敗ぶりにて無事終了となった
わけですが、やっぱネットとかの情報だけでなく行ってみないと分からないところってのも
いっぱいありますねー。
例えばこの時期の風の強さだったり潮の速さだったり水深やシモリなんていう、
その場所場所でいろいろと思っていたことと違うことが直に感じることができたのは
大きな収穫。こういった生の情報を忘れずに来年に活かしていこうと思います

最後にここ最近の湾奥情報をちょびっとだけ。
ここ最近の湾奥はというと、アジ&タチウオのシーズンなんですが、メンバーの皆さんに
聞いてるところだとどちらも今ひとつパッとしない模様。
アジについては例年と比較して数が全く出ない+小型ばかりらしいし、タチウオも
狙って釣れるほどは全く入ってきてないらしい。なんとも厳しい感じですね
まあ、来週あたり僕もちょっぴり釣りに行けそうなんで、その辺もまたリサーチして
皆さんにご報告したいと思います
おわり
プロフィール


メンバー紹介

淡水から海水まで、バスロッド1本であらゆるターゲットに挑む大阪のフィッシングチーム。

※当ブログはリンクフリーです







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